オフィス移転を計画する場合は、費用が掛かることを考えて、業績見合いで行うのが良いとされています。実は移転前のオフィスについては、原状回復費用が掛かります。敷金や保証金の内数で賄えることが多いのですが、お金を失うことに変わりはありません。新しいオフィスに関しても、敷金や保証金が必要ですし、前家賃も必要になります。

その他にもオフィス移転ではお金が結構かかります。まずは引っ越し費用ですが、引っ越し代金には関係する人たちのか人件費が含まれていますが、これらが馬鹿にできない金額になります。レイアウトを整備し直す場合にも、材料費などがたくさんかかることと、そのために依頼する業者の手間賃に結構な金額になります。準備に関しても、仕事に支障を来さないということを配慮すれば、ウイークデイは避けることになり、そのため社員へ支払う時間外勤務手当とか休日出勤手当が必要になります。

だから、オフィス移転はこれらの費用を考えて業績見合いで計画するのが良いとされるわけです。業績低下で一刻も早く経費を減らしたいという切羽詰まった理由があるのであれば、それはそれで仕方がないことですが、できれば業績上昇時を狙うのが最適と言われています。まずは、全ての費用が経費で落とせるという利点があります。利益が余ったままでは、勿体ないわけであり、それを有効に使うということに繋がります。

また、設備を新しくする場合は、設備投資としての処理も可能となり、お金が生きてくるわけです。